国東トレッキング ①
地元では「ごつじさん」と呼ばれ、不動山の頂上近くの御堂には不動尊が祀られており、六郷満山霊場の祈りの場所として10年に1度の峯入り行のルートにもなっています。
岩場の鎖場では慎重に足を運びました。
標高365mの岩肌に建てられた御堂からは、眼下に周防灘、豊後水道が眺められ姫島もよく見え、天気が良かったので遠く山口県まで眺められました。
旧千燈寺跡へ
五辻不動尊から落ち葉の階段や石畳を進み旧千燈寺跡へ。
千燈寺は、六郷満山の諸寺を創建した仁聞(仁聞菩薩)が、718年に六郷満山の中で最初に創建した寺院と言われている。
最盛期には六郷満山最大級の寺院として「西の高野山」とも呼ばれていたが、天正年間に大友宗麟による焼き討ちに遭って大規模な伽藍は焼失。
旧千燈寺付近には仁聞菩薩のお墓や鬼が一夜にして築いたという言い伝えが残る五輪塔群などがあり、本堂跡には仁王像がひっそりと佇んでいた。
「修正鬼会」が西暦の奇数年、旧正月の7日に行われるお寺としても有名です。
石造りの仁王像は室町期の銘があり、日本で最も古い石造仁王像と言われています。
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by kei62820001
| 2023-11-13 22:37